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たった1枚で終わったけど、最高だったアルバムからこのスロー・ナンバー

今日の一曲-033

MACHINE GUN MAN / PRIDE & GLORY

ザック・ワイルドを知ったのは、オジーのミラクルマンのPVでした。

当時鮮烈だったんですよね、ザックのギター・プレイって。


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綺麗で男っぽい顔立ちにサラサラヘア、長い脚をがばっと開いて弾きまくるがカッコ良かったですなあ。

オジーがギタリスト発掘の名手である事は有名な話で、オジーのバンドで有名になったギタリストは数多いですね。

そんな中でも今なおシーンのTOPを疾走しているプレイヤーというのは少なくて、ザックが生き残っているのは本当にうれしい限りです。

彼はオジーの何度目かのフェアウェル・ツアーに同行したり、ブラック・サバスのカバー・アルバムを制作したりと、自分のアルバムもリリースしながら、仁義に熱い彼らしい行動だと思います。

オジーの事が大好きなんでしょうね。

彼は「ブラック・レーベル・ソサイエティ」というヘヴィなバンドを1998年から継続しています。

このバンド、今をときめくメタリカ3代目ベーシストの、ロバート・トゥルージロが在籍していたコトもあるんですよ。

幻のスリー・ピース

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で、そのザックがB.L.Sを結成する前に1枚だけアルバムを発表したのがこの「プライド・アンド・グローリー」というスリー・ピースのバンドなんです。

このグループでの作品がたった一枚しか残されていないのは、本当に残念です。

サザン・ロック的なアメリカの大地的土臭さを振りまきながら、しかし体内を巡るメタルの血が、硬質でドラマティックな楽曲を醸し出す。

そんなコンセプトのバンドがよくないはずがありません、何よりザックが弾いて歌っているのですから。

プライド・アンド・グローリー名義のメタリックなヘヴィ・ロック・ナンバーももちろん最高なんですけど、あえてアコースティックな曲を紹介しました。

シンプルな曲ながら、ザックの魅力がぎゅっと詰まっていると思うんです。

彼の男くさい伸びのある声、サラリとプレイしていながらもつい引き込まれてしまうギタープレイ、どれも彼らしい匂いに包まれています。

たった一枚ながら、今後プライド・アンド・グローリー名義の曲は紹介してしまうと思います。

最後に

あ、ミラクルマンのPV貼っときますね。

この頃のザックも知っておいてくださいまし。ハーモニクスが、キレッキレでカッコいいです。■■