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2000年代のロックを語るなら100点満点のこのバンド、アルター・ブリッジ

今日の一曲-064

2013
ADDICTED TO PAIN / ALTER BRIDGE
アディクテッド・トゥ・ペイン / アルター・ブリッジ

アルターブリッジを紹介しておきましょうか。

2000年代以降にデビューしたロック・バンドの中では、常に鉄板のクオリティを維持し続けていて、ど安定のプロフェッショナル集団、という印象が強いです。

変に無理しすぎず機をてらったコトなどせず、時代の要求に合わせた作品を発表していると思います。


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このバンド、母体は2004年に解散した「クリード」というバンドです。

このバンドの楽器隊が集い、マイルス・ケネディという素晴らしいヴォーカリストを迎えて結成されたんですね。

ところが、本バンド結成後にクリードが再結締してしまったり、マイルス・ケネディも個人参加しまくりで、あーこのバンドは終わりなのかなーと思わせておいて、しっかり作品を発表し続けてくれています。

感謝。

この曲は、2013年発表の4th「フォートレス」から。

彼らの音楽の根底に流れているのは、オーセンティックなハード・ロックの血じゃないでしょうか。

サウンドやアレンジのテクニカルな部分では、今の時代にしっかりチューニングされていますから、まずはパっと聴きで取っつき易いのが良いですね。

リズムもリフも、昨今のメタル・コアのようなヤリスギ感がなく、かといってスカスカでもなく、匠のセンスで構築された無駄のない曲構成が魅力です。

ギター・ソロがちゃんと歌っているし、ハード・ロック然としたプレイで嬉しくなりませんか。

バッキングのリフもかっこいいしね。

マイルズ・ケネディの声は、ハイ・トーン過ぎず甘くもなり過ぎず、僕としてはロック・ヴォーカリストとしては満点なんじゃない?って思っています。

少なくともここ10年ではダントツでイイですね。

最後に

彼はソロ・アルバムも発表していて、これもものすごく良い出来栄えでしたから、いずれ紹介します。■■


今後も要注目のバンド。
古参メタル・リスナーの皆さん、一緒に追いかけましょうね!


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