音楽も人間も出逢い方とタイミングがとても大事だと思う件

今日の一曲-016

RUBY SOHO / RANCID

僕はHR/HMが大好きでパンクも大好きです。しかし僕がパンク・ロック・バンドとして知っているバンドはあまり多くありません。


思い浮かぶのはTHE DAMNED、RAMONES、SEX PISTOLS、DEAD KENNEDYS、THE JAM、BUZZCOCKS、LUNACHICKS、PLASMATICS、THE CLASH、X-RAY SPEX、THE BLUE HEARTSとかとか。あれ、結構出てくるな、まいいか。

 とかくHR/HMリスナーはパンクを敬遠しがちという空気があるのは承知しているのですが、僕はまったく抵抗がありません。爆音で気持ちを揺さぶってくれるという意味では同じだと思うからです。

 そんな中において現存する数少ないパンク希少種の1つがランシドです。正直カテゴリの捉え方は人それぞれだとは思います。例えば僕は、パンクとハードコア・パンク、メロコア、は分けて考えていますけど、それはあまり大きな意味はないと思っています。素晴らしい音楽はカテゴライズや時代や言葉とは無関係だと思うからです。

出逢うタイミングが重要

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ランシドはどのアルバムも素敵で、でも一番好きで一番聴いたのは1995年発表の3rd「…And Out Come The Wolves 」です。音楽というのは(芸術はなんでもそうかも知れない)、とにかく出会い方がかなり重要だと思います。楽曲本来の素晴らしさはカテゴライズや時代や言葉では変わりません。ただその事に気が付けるかどうかは個人の感性や知識に加えて、出会い方に大きく左右される事が少なくないんです。

 そして多くの場合、10代の間にどんな音楽にどんな出会い方をしたかによって、後の音楽体験の方向性が決定されるような気がします。僕は10代にザ・ブルー・ハーツを知りました。そして彼らの解散した年にランシドを知りました。そのきっかけがこの「…And Out Come The Wolves」だったんですよね。

パンクは元気をくれる

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ザ・ブルー・ハーツの解散は悲しかったけど、後期の彼らの作品には心躍る曲が少なくなってきていたのは自覚していたから複雑な想いでどうにか受け入れたその直後に、こんなに純度の高いパンク・ロックと出会うのだから人生捨てたものではない、と思いました。

 僕にとって重要な出会いとなったランシドの楽曲は本当にどれも最高で、気分が落ち込んでどうしようもなくなったような時でも、聴けば必ず気持ちを持ち上げてくれます。そんな事でくよくよすんな一緒に歌おうぜ元気出るかもしれないだろ、と励ましてくれるんです。

最後に

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ランシドは今でもアルバムを精力的に作り続けてくれているし、歳をとった彼らもまた違った味わいが滲み出ていて最高だと思います。最近の、髭まみれもイかしてる。ティムのしゃがれたブルージーな声は、おじいいちゃんになってもきっと素敵だと思うんです。■■