【厳選】メイド・イン・ジャパンが熱い、次世代HR/HMを刮目せよ!オススメHR/HMバンド13選
国内のHR/HMミュージシャンのことは、どうしたって海外勢よりも特別な想いで見てしまいます。
ある種身内のような感覚で応援したくもなりますし、素晴らしい楽曲に出逢った時はいつもより嬉しい気分になったりもしす。
同じ日本という場所でHR/HMサウンドを愛する仲間意識、同族意識のようなモノを、厚かましくも感じてしまうわけです、皆さんもそうでしょう?
つーわけで。
- 1. 次世代ジャパニーズHR/HMバンド(グループ)13選
- 1.1. 2003年デビュー
CLYSTAL LAKE
クリスタル・レイク - 1.2. 2008年デビュー
SiM
シム - 1.3. 2009年デビュー
CROSSFAITH
クロスフェイス - 1.4. 2010年デビュー
FEAR,AND LOATHING IN LAS VEGAS
フィアー・アンド・ロージング・イン・ラスベガス - 1.5. 2012年デビュー
A CROWD OF REBELLION
ア・クラウド・オブ・リベリオン - 1.6. 2014年デビュー
PassCode
パスコード - 1.7. 2015年デビュー
PALEDUSK
ペイルダスク - 1.8. 2015年デビュー
GRAUPEL
グラウペル - 1.9. 2016年デビュー
CRAZY N’ SANE
クレイジー・イン・セイン - 1.10. 2017年デビュー
ASTERISM
アステリズム - 1.11. 2017年デビュー
LOVEBITES
ラヴバイツ - 1.12. 2017デビュー
REVIVAL OF THE ERA
リヴァイヴァル・オブ・ジ・エラ - 1.13. 2019年デビュー
IRON BUNNY
アイアン・バニー
- 1.1. 2003年デビュー
- 2. 最後に
次世代ジャパニーズHR/HMバンド(グループ)13選
日本人による「HR/HMの未来を担うバンド13組」、ご紹介してみようと思います。
2003年デビュー
CLYSTAL LAKE
クリスタル・レイク
- 東京を拠点に活動しているメタルコア・バンドのベテラン。Ryo(Vo.)元INFECTION、YD(Gt.)(Key)に加え、サーポートメンバーに田浦楽(Drs.)元NOCTURNAL BLOODLUST、ミツル (B.)の4人編成。
- 自身主催「TRUE NORTH FESTIVAL」の開催や、ヨーロッパツアー、国内フェスへの積極的な参加など、日本人のメタルコア・バンドの中ではすっかり世界で通用している実力派であり、90年代モダン・ヘヴィネスの影響を強く受けたヘヴィなサウンドは、新旧HR/HMリスナーにも聴き応え充分のクオリティ。
- Official Website Official Twitter
2008年デビュー
SiM
シム
- 神奈川県の湘南で結成された、メタルコア、ハードコア・レゲエ、EDMなど、様々な要素を内包したミクスチャ・メタル・バンド。MAH(Vo.)、SHOW-HATE(Gt.)、SIN(B.)、GODRi(Drs.)、の4人編成。
- オートチューンを各所に挿入するヴォーカル・スタイルや、楽曲面ではダブステップなどダンス・ミュージック要素やレゲエを取り入れた作風が特徴的で、曲によってはコミカルなイメージを演出している作品もあり、音楽的表現の幅が広い。陰鬱なイメージになりがちなメタルコアにおいて、ハッピーな印象を取り込む事に成功している。シンガロングしたくなるポジティヴな世界観が魅力。
- Official Website Official Twitter
2009年デビュー
CROSSFAITH
クロスフェイス
- 大阪で結成されたエレクトロニカ・メタルコア・バンド。Koie(Vo.)、Kazuki(Gt.)、Teru(Vo.)(Prog.)、Tatsuya(Drs.)、Hiro(B.)の5人編成。
- メタルコアのフォーマットを軸にしながら、キーボード、シンセサイザーの導入による壮大かつ哀愁のある世界観が特徴。国内外のフェスにも多数出演経験を持つ。非常に多彩な楽曲群を発表し続けておりもはやジャンルで語る事は不可能、サビではメロディを歌唱する事も珍しくない。キーボードの効果的な使い方、ツイン・ヴォーカルの掛け合いなど、スタジアム級の広大なスケール感が魅力。
- Official Website Official Twitter
2010年デビュー
FEAR,AND LOATHING IN LAS VEGAS
フィアー・アンド・ロージング・イン・ラスベガス
- 兵庫県で結成されたトランス・プログレッシヴ・メタル・バンド。So(Vo.)、Minami(Vo.)、Taiki(Gt.)、Tomonori(Drs.)、Tetsuya(B.)の5人編成。オートチューンを使用したクリーン・トーンの歌唱と、ラップ、スクリームによるツイン・ヴォーカル・スタイルが大きな特徴。
- 大胆にトランスの要素を取り入れデジタル・サウンドの印象も強い作風だが、バンドとしての演奏技術が高く聴き応えのあるプレイを聴かせてくれる。楽曲、プレイを含め「何が飛び出してくるか判らない意外性」と、1曲の中でも多彩に変化する曲調と音楽的引き出しの多いドラマティックな展開が大きな魅力。常にハイテンション。
- Official Website
2012年デビュー
A CROWD OF REBELLION
ア・クラウド・オブ・リベリオン
- 新潟を拠点に結成された、スクリーモ、メタルコア・バンド。宮田大作(Vo.)、小林亮輔(Vo.)(Gt.)、丸山漠(Gt)、高井佑典(B.)、近藤岳(Drs.)の5人編成だが、高井は2021年の脱退予定が発表済。
- メイン・ヴォーリストの宮田は基本的にスクリーム、シャウトのスタイルで、小林はよく通るクリーンなハイトーンでしっかり歌唱するスタイルの、ツイン・ヴォーカルが大きな特徴。楽曲は、ポップス寄りのメロディアスな表現も多く、メタル・リスナー以外からの支持も獲得している。聞き取れる日本語で歌われる憂いのある歌詞も大きな魅力。
- Official Website Official Twitter
2014年デビュー
PassCode
パスコード
- 大阪で結成された、ラウド・ロック・アイドル・グループ。歌唱とダンスを担当する南菜生、高嶋楓、今田夢菜、大上陽奈子に加えて、バンド・メンバーにYoichi(Gt.)、KENT(Gt.)、Toshihiro(B.)、Kid’z(Drs.)の、合計8人態勢。
- オートチューンの歌唱に加えて、今田の激しい絶叫、シャウトを取り入れたヴォーカル・スタイルが大きな特徴。またバンド・メンバーは過去に別バンドでも活動経験を持っており、演奏技術は非常にハイレベルでラウドロックとしての評価も高い。踊れるラウド・ロックとポップスの融合により、ポスト・BABYMETALとの呼び声も高い。
- Official Website Official Twitter
2015年デビュー
PALEDUSK
ペイルダスク
- 福岡を拠点に活動しているエレクトロニカ・メタルコア・バンド(もはやミクスチャと呼ぶべきか)。Kaito(Vo.)、Daisuke(Gt.)、Tsubasa(Gt.)、Kazuki(B.)、Seiya(Drs.)、の5人編成。
- ハードコア・テクノ、アンビエント、ダブステップ、等幅広い電子音楽の表現力を持ちながら、あくまでハードコアを軸としたハードエッジな楽曲群を作曲、パンキッシュな突撃力が特徴的。ヴァースは主にエレクトロニカ・パートとなる事が多く、サビに向かってドラマティックに展開するヤリクチが大きな魅力。
- Official Website Official Twitter
2015年デビュー
GRAUPEL
グラウペル
- 東京を拠点に活動するメタルコア、デス・メタル、バンド。5人で結成後、現在はSota(Vo.)、Yuu(Gt.)、Julien(Drs.)の3人編成。
- 国内メタルコア勢の中では珍しく、比較的デス・メタル、ブラック・メタルの表現に近い世界観を表現している。デビュー時点で平均年齢23歳と若い世代ながら、安定した演奏技術で初期よりベテランの風格を纏う。各楽器共に、高難度の演奏をプレイしており、テクニカル・デス・メタルの様相もあるため、メタル・リスナーへのアピール力も充分に兼ね備えている(more movieよりプレイスルー動画参照)、聴きどころ満載のグループ。
- Official Youtube Official Twitter
2016年デビュー
CRAZY N’ SANE
クレイジー・イン・セイン
- ボーカル✕2、ギター✕2、ベース、ドラム、DJ、という女性を含む7人編成で、全員黒いツナギにウサギの覆面姿。活動実績及び結成年度も一切不明とされている。ヒップ・ホップ、ラップ・コア、メタル・コアなどを融合した覆面ミクスチャ・バンド。
- 2016年、SLIPKNOT主催『KNOTFEST JAPAN 2016』のラインナップに突如選出、同年9月12日に1stシングルを発表した。2016年、2020年にそれぞれアルバムを発表している。『KNOTFEST JAPAN 2020』においてDAY2 “FESTIVAL"への出演が正式発表され4年ぶりに姿を見せる予定だったが、2021年2月時点の発表では2022年4月に延期が決定している。明らかにスリップノットをパロディ化した風貌ながら、音楽性はよりヒップホップに接近しておりリンプ・ビズキットやビースティ・ボーイズなどのイメージにより近しい。恐らく、それぞれが音楽活動を継続している手練れのミュージシャンであり、今後の動向から目が離せない。
- Official Twitter Offisial Instagram
2017年デビュー
ASTERISM
アステリズム
- 福岡、佐賀、の3人によるHR/HMインスト・バンド。HAL-CA(Gt.)、兄弟のMIYU(B./弟)、MIO(Drs./兄)による3ピース編成。10代前半の頃から既にその卓越したプレイは各所で話題を集めていた。平平均年齢16歳の時点で発表されたデビュー・アルバムではブーツィー・コリンズが数曲のプロデュースを務め、ベース・プレイで参加した事に加え、バケッドヘッドがギターで参加した事は、HR/HM界隈で大きな話題となった。
- 「バトル・ミュ-ジック」というテーマを掲げており、10代らしからぬ「熱いメタル」を作曲し続けている。今後の活躍が最も期待される、日本HR/HM界期待の新星であり、今後はよりワールド・ワイドのシーンに飛び出して行く事が予想される。それぞれが高い演奏技術を持っており、ライヴにおいて高度なテクニックを惜しげもなくプレイするも、激しくアクションし続ける様にオーディエンスはガチアゲされる。
- Official Website Official Twitter Youtube
- 【平均14歳バンド!BABY METAL カバー】ASTERISM(アステリズム)「メギツネ」
- ASTERISM「BLAZE」MV(short ver.)
- [1080p] ASTERISM 2019.2.2 OSAKA Hard Rock Cafe
2017年デビュー
LOVEBITES
ラヴバイツ
- ガールズ・メタル・バンド「DESTROSE」の元メンバーmihoとharunaを中心に結成。asami(Vo.)、midori(Gt.)、miyako(Gt.)、miho(B.)、haruna(Drs.)の誤認編成。
- デビューから1年足らずで海外フェスに参加するなど、実力の高さを誇る。ヨーロッパ産へヴィ・メタル(notジャパメタ)というイメージを強く打ち出しており、全て英詩、誰がどこから聞いてもヘヴィ・メタル、というスタンスを貫いている(古参メタル・リスナーへのアピール力充分、見た目で敬遠してはいけない)。ヴォーカルのasamiは元々ポップス畑のシンガーで、結成時点でメタルについて全く知見がなかった事が知られている。楽曲は伝統的なヘヴィ・メタルに加えて、メロディック・スピード・メタル、パワー・メタル的なアプローチ、そしてasamiのR&Bを思わせるハスキーな歌唱という組み合わせが特徴的。
- Official Website Official Twitter
2017デビュー
REVIVAL OF THE ERA
リヴァイヴァル・オブ・ジ・エラ
- ギター・ヴォーカルのKazumiが中心・リーダーとなって結成。Kazumi(Vo.)(Gt.)、Noname (Vo.)、Ryu(Gt.)、Suu(B.)、Lenon(Drs.)、の5人編成。
- ブラック・メタル、メロディック・デス・メタル、的なアプローチも感じられる演奏に加えて、Kazumiのクリーン・トーンヴォーカルで歌い上げるスタイルと、Nonameのスクリーチによる対比が大きな特徴。初期はメンバー全員ノー・メイクでナチュラルな服装だったが、2020年に突然ゴシカルなイメージ(V系)に刷新、シンフォニック・メタル・コアというジャンルを掲げキーボードを大胆に取り入れた、シンフォニックで壮大なイメージに変わった。
- Official Website Official Twitter
2019年デビュー
IRON BUNNY
アイアン・バニー
ロックが滅んでしまった300年後の未来から、ロックサウンドを復活させる為歴史を変えるべく現代にタイムスリップでやって来たサイボーグギタリスト『Ediee Ironbunny』(エディ・アイアンバニー)が、この時代の女性ボーカル3人をスカウトし、ハードロックユニット『IRONBUNNY』を結成
- 謎のギタリストEdiee Ironbunnyと、女性ヴォーカリスト✕2という編成のハード・ロック・ユニット。元々は3名のヴォーカリストをオーディションで選出し活動していたが、2020年8月にメニエール病の治療を理由に1名脱退、現在はKotono、Minami、Ediee Ironbunnyの3人が固定メンバー。2019発表のデビュー・ミニ・アルバムでは、ジョージリンチ、ウォーレン・デマルティーニ、ダグ・アルドリッチが参加している。ヴォーカリスト✕3人のハーモニーが特徴の一つで、ポップな曲調やアレンジが最大の魅力。フックのある歌メロ、ツボを押さえたギター・プレイは、メロディアス・ハード系を好む古参HR/HMリスナーに対しても、充分なアピール力を持っている。
- Official Website Official Twitter
最後に
いかがでしたでしょうか。
日本人の若手ニュージシャン達も頑張っているのが伝わりましたでしょうか。
それぞれがHR/HMの新たな進化を目指して、作品を発表し続けています。
コロナ・ウィルスの影響下で自由な音楽活動を制限せざるを得ない時代において、彼らのクリエイティビティがより多くのHR/HMファンの耳元に届く事を切に願っています。
あなたにとって新たな音楽世界との遭遇があった事を期待して。■■
Discussion
New Comments
No comments yet. Be the first one!