ゆーて、カークのソロって味あるやんな?な?メタリカ(カーク限定)のギター・ソロ13選

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メタリカを語る時に、色々の要素でその素晴らしさを表現出来ると思うのですが、どうにもカーク・ハメット先輩の事を、いの一番に褒める事って少ない気がするんですよね。

筆者はドラムを少々嗜むので、どうしてもドラムやリズムの観点で楽曲を評しがちです。

ただリフのカッコ良さを語る時にはなんとなくジェイムズをイメージしていませんか、僕だけですか。

にしても確かにリフのカッコ良さが理由で好きな曲は多かったりします。

カークのギター・ソロが、メタリカ楽曲の重要な要素である事そのものに、異論を唱える人は少ないと思いつつ、もっと褒められてもいいのかもしれないような気がしないでもないかなーと感じています。

なので、ギター・プレイにはまあまあ疎い筆者ですが、カークのソロを褒めるエントリを書いてみようと思います。

ソロで歌い上げる系

SAD BUT TRUE / METALLICA (1991)

実は、メタリカの全楽曲中で「ギター・ソロ」という部分だけを切り出して言うなら、この曲がダントツで好きなんですよね。

ヘヴィで暗めの曲ですが、ソロは熱いフレーズが連発で、メロディそのものもよく練りこまれていると感じます。

まあつまり、手癖や効果音的な構成ではなく、「作曲している」って感じているんでしょうね、僕は。

ああいやいや、他の曲のソロが手癖だらけじゃんとか作曲じゃないじゃんとか思っているわけじゃないんですよ、誤解なさらずに、いや違うってマジでごめっ許して。

ともかく。

この曲のソロは、今でも聞き惚れるんですよね。

ソロ・パート直前から始まるので、動画を再生してみてください、で気に入ったら曲の最初から通しで聞いてみてくださいね。

ワウ系

BATTERY / METALLICA (1991)

カークと言えばワウ、ワウと言えばカーク(言い過ぎ)、というくらいにカークのソロ・ワークにワウ・サウンドは必須の要素でしょう。

そんな彼の、LIVEでの盛り上がりを大いに牽引するギター・ソロがいくつかあります。

代表的なのがこのバッテリーのソロでしょうか。

緩やかなフレーズから始まって、段々とテンションが上り詰めていく感じが、LIVE聴くととんでもなく気持ちいいんですよね。

THE THING THAT SHOULD NOT BE / METALLICA (1986)

おなじく3rdのこの曲のソロは、効果音的なフレーズから始まり、個性的なメロディを含むソロが展開され、印象的だなと思いますね。

ソロ自体は短いのですがカークらしいソロだと思います。

ピロ系

SEEK AND DESTROY / METALLICA (1983)

1stの頃の典型的なギター・ソロ、って感じですが、この曲のソロも印象的だと思います。

ソロの入り方がクレイジーでグっと来ませんか。

まあその後はお馴染みのカーク節って感じにはなっちゃうんですけどもね。

METAL MILITIA / METALLICA (1991)

このソロも入り方がカッコいいんですよね、意外性あって。

そこが一番好きなんですが、そこだけとも言えます。

ONE / METALLICA (1988)

名曲「ワン」のソロもカッコいいですよ。

このソロは構成がいいんですよね。

フレーズそのものは6連の連続でありつつもバッキングとの絡み方が絶妙で、この手柄がカーク由来なのかどうかは判断し兼ねるところですが、イイものはイイ。

CREEPING DEATH / METALLICA (1984)

名曲のソロです。

この曲もLIVEでの人気教でソロを聴くとLIVEの光景が脳裏を過りますね。

入り方がまず期待感を煽って、速弾き後の大きなメロディは広がりを感じさせるいい流れ、後半はいつもの6連和音分解でフィニッシュ。

強烈な目新しさはないものの、バッキングとガシっとマッチしていて、これぞカークという印象を残してくれます。

MASTER OF PUPPETS / METALLICA (1986)

名曲が続きます。

このソロは後半に向かって上り詰めていく構成が気持ちいいですね。

カークのソロの多くは、フレーズの個性というよりは味付けが美味いという印象で、ちゃんとLIVEでオーディエンスが高揚するように考慮されている気がします。

スラッシュ・メタルという楽曲の性質上、ビートの突撃性を殺してはいけないワケですが、そうした演奏陣の仕事をより際立たせる効果があります。

ギター・ソロでそれヤっちゃう人って珍しいと思うんですよね。

とりとめない系

TRAPPED UNDER ICE / METALLICA (1984)

「とりとめない系」と言ってしまっていいものか迷いましたが、ぴったりの表現だと思います。

フレージングで強烈に印象に残らない、というか今のソロだったの?とさえ感じてしまう程にサラリと通り過ぎてしまうギター・ソロ。

「ここ暴れるところですよ」という記号として機能する部分で、カークの人の良さを感じて止みません。

つまり、スタンスが控え目なんですよね。

AND JUSTICE FOR ALL / METALLICA (1988)

このギター・ソロ好きなんです。

カークぽい手癖やフレーズをめいいっぱい散りばめた感じで、カーク目線でアルバムを聴き始めると、こういう雰囲気が堪らなく愛おしく感じられてきます。

EYE OF THE BEHOLDER / METALLICA (1988)

アーミングとチョーキングだけが印象の残りますね。

ソロ序盤にはツイン・リード・パートがありますが、これがなかなかメロディアスで良くって、もうその調子でイっちゃえばいいのにと思わなくもないものの、テーマを挟んだ後の短いリード・ソロがある事でカークらしさが追加され、結果メタリカらしさになる、っていう解釈は好意的過ぎますかね。

AINT’ MY BITCH / METALLICA (1996)

このソロはメタリカではちょっと珍しいスライド・ギターのソロですね。

これがまたなんともカークらしいと言うか、とりとめのない感じで「いかにも」感あってイイです。

カークっぽいわー。

DEVIL’S DANCE / METALLICA (1997)

効果音+ワンアイデア勝負、みたいなね。

まあこのアルバムは極端にソロが少ない作品だったので、これは意図した方向性なんだと思います。

この時代のメタリカの試行錯誤が伺い知れる内容で、興味深いですね。

最後に

セイント・アンガー以降のソロについては今回触れていないのですが、またいずれ近作のカークについても触れたいなと思っています。

近作でいえば、どんどんプレイがシンプル化しているラーズについても書きたい事がありますが、まあソチラもいずれ。■■