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【厳選】’80年代末期「バンドブーム」を代表する50バンドを解説&名曲紹介(懐かCM付まとめ一覧)

目次

バンド四天王

かつてはスラッシュ・ビッグ4みたいな存在が、我が国日本にも存在していました。

四天王てオイ、と思われましたか思われますよねうん解ります。

バンドという概念には見事にミスマッチした言葉が合体して、なんだか強そうな呼称となっていますが、当時はそんな違和感など感じるハズもなく、とにかく凄い存在であると信じて疑っていませんでした。

事実、この4バンドは明らかにレベルの違う人気を博していましたし、それぞれのファンはコアからライトまで幅広い支持層を作り上げていました。

当時、誰でも確実に知っていて、誰でも有名曲を歌える感じでした。

01.THE BLUE HEARTS(ザ・ブルー・ハーツ)

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  • 1985年活動開始、1987年デビュー、1995年解散
  • 代表曲:リンダ・リンダ、人にやさしく、トレイン・トレイン、情熱の薔薇、and more…

説明いりますかね、ザ・ブルー・ハーツって。

日本人の一般層に至るまで「パンク・ロック」という音楽の存在を広く知らしめた事が最も大きな功績といえるかも知れません。

時には過激な言葉や鋭いメッセージを内包し、若者の心臓を突き刺してくる歌詞が特徴的で、ヒロト(Vo.)のアクションは当時放送コードギリギリと言えるようなインパクトを持っていました。

3rdアルバム発表以降はTV番組タイアップなど、よりメジャー路線に進んでいく事になりますが、バンド・ブームという観点から言えば、1st、2ndがその象徴と言えます。

バンド解散後、ヒロト(Vo.)とマーシー(Gt.)はザ・ハイロウズを結成することになります。

未来は僕らの手の中 (1987)
爆弾が落っこちる時(1987)
チェルノブイリ (1988)
【CM】RENOWN I.N.EXPRESS(1988)

02.UNICORN(ユニコーン)

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  • 1986年活動開始、1987年メジャー・デビュー、1993年解散、2009年活動再開、現在活動中
  • 代表曲:大迷惑、働く男、スターな男、ひげとボイン、and more…

当時、彼等は爆裂人気バンドでして、特に女性人気が他バンドに比べて顕著だったように記憶しています。

後のソロ活動で奥田民生以外にも、EBI(堀内一史)くんや、阿部B(阿部 義晴)といったタレント性の強いメンバーが人気を集め、幅広いファン層を獲得していました。

また、それぞれの音楽的背景を持ったメンバー全員が作詞作曲出来るという強みもあり、当時のバンド群において相当音楽性の幅が広いバンドでしたし、曲によってはメイン・ヴォーカルが変わるのも特徴的でした。

2009年に再結成後も、しっかりセールス的実績を残している、モンスター・バンドです。

Maybe Blue(1987)
大迷惑 (1989)
ヒゲとボイン (1991)
【TVOP】夢で逢えたら (1991)

03.THE BOOM(ザ・ブーム)

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  • 1988年メジャーデビュー、2014年解散
  • 代表曲:島唄、星のラブレター、中央線、風になりたい、and more…

’80年代後期バンド・ブームにおける最重要要素の一つが、原宿の「ホコ天LIVE」です。

これは原宿の歩行者天国という歩行者空間で、手作りのLIVEを行ってしまう事が流行し、ホコ天で活動を始める、というバンドが急増した時代背景を指しますが、THE BOOMは正にホコ天から出現した超人気バンドでした。

デビュー当時は、「ノリのいいライトなビートをベースとしたロックやスカ」という作風だったのですが、1990年代以降は沖縄民謡やブラジル音楽、ワールド・ミュージックなど、音楽的な幅を広げていきました。

君はTVっ子 (1989)
星のラブレター (1989)
釣りに行こう (1990)
【CM】瑞穂酒造「クロッシー」(1992)

04.JUN SKY WALKER(S)(ジュン・スカイ・ウォーカーズ)

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  • 1980年活動開始、1988年メジャー・デビュー、1997年解散、2007年活動再開、現在活動中
  • 代表曲:素敵な夜空、MY GENERATION、歩いて行こう、白いクリスマス、START、and more…

彼らもホコ天から飛び出したグループです。

まー流行ってました、ジュンスカ。

彼らの影響で、白いロンT着てジーパン・インしている中高生が日本中に溢れかえっていたのを思い出します(ホントにこの時期多かったんですよ)。

彼らも楽曲のベースはパンク・ロックですが、ザ・ブルー・ハーツと大きく違っていたのは、全開でポジティヴな世界観だった事でしょうか。

いつでも全力で元気をくれるような、いつでも一緒に歌いたくなるような、スーパー・ポジティヴなイメージがバンドのカラーとして印象的でした。

素敵な夜空 (1988)
My Generation (1988)
歩いて行こう (1989)
【CM】Panasonic 乾電池(1989)

正統派のロック・バンド達

このブーム期にも、どストレート、ど真ん中の王道を突き進むバンドは数多くシーンに登場しました。

彼らの多くはブームが始まる以前から地道な活動を続けていたバンドで、時代の流れに嚙み合って一気に世に飛び出してきたわけです。

正統派とはいえバンドの、ジャンル、バリエーションの幅が非常に広く、当時のロック・シーンが如何に分厚い層を作っていたのかが判るかと思います。

こんなにも方向性が多様なバンド・シーンって、後にも先にもないんじゃないでしょうか。

05.ZIGGY(ジギー)

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  • 1984年活動開始、1987年メジャー・デビュー、2008年活動休止、2017年活動再開、現在はほぼソロ・プロジェクトとして活動中
  • 代表曲:I’m Getting Bule、Gloria、Don’t Stop Believing、Step By Step、and more…

’80年代後期バンド・ブームの少し前にデビューを果たしてた彼らも、この頃人気の絶頂期を迎えます。

楽曲のベースが伝統的なハード・ロックといった内容で、ルックスもグラム・ロック的に派手な衣装と化粧という華やかさを持っていました。

当時は「ヴィジュアル系」という概念が生まれる以前でしたから、「オケバン(お化粧バンド)」という呼び方をされていたのも懐かしい文化です。

90年代以降はメイクもしなくなり、楽曲はより実験的な方向に向かう事となります。

新たな可能性へのチャレンジを続ける中、2008年に活動休止状態となりますが、2017年に森重樹一(Vo.)のソロ・プロジェクト的な存在として復活し、今なお精力的に活動中です。

I’m Getting Bule (1988)
Don’t Stop Believing (1990)
La Vie En Rose (1991)
【TVOP】「同・級・生」

ZIGGYについては別のエントリでガッツリ書いているので、宜しければこちらもどうぞ。


06.RED WARRIORS(レッド・ウォリアーズ)

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  • 1985年活動開始、1986年メジャー・デビュー、1989年解散
  • 何度かの活動再開と休止を経て、2007年から活動再開、現在活動中
  • 代表曲:薔薇とワイン、ルシアン・ヒルの上で、欲望のドア、Sunday Sunshine、and more…

元レベッカのギタリスト木暮武彦(シャケ:Gt.)と、田所豊(DIAMOND☆YUKAI:Vo.)により結成された、とにかくサウンドがゴージャズなハード・ロック・バンドです。

楽曲のベースはローリング・ストーンズに代表されるようなベーシックなR&Rで、日本人好みのポップさが程よくブレンドされた曲調に、シャケのグラマラスなギタープレイが光ります。

DIAMOND☆YUKAI(ダイアモンド・ユカイ)が映画「「TOKYO POP(トーキョー・ポップ)」に主演するなど、話題の多いバンドでした。

当時男子は誰でも「薔薇をワイン」をカラオケで歌っていましたねえ。

薔薇とワイン(1987)
John(1987)
欲望のドア(1989)
【MOVIE】TOKYO POP(1988)

07.THE STREET SLIDERS(ザ・ストリート・スライダーズ)

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  • 1980年活動開始、1983年メジャー・デビュー、2000年解散
  • 代表曲:Angel Duster、Boys Jump The Midnight、Baby Don’t Worry、and more…

このブ-ム期において、最もプリミティヴなロックを表現していたのが、彼らではないでしょうか。

オープン・チューニングのSGとテレキャスから生まれるギター・アンサンブルはいい意味で肩の力が抜けていて、シンプルながらも思わず体を揺らしてしまうようなグルーヴが特徴的です。

ハリー(Vo.)のがなり声とも言える歌唱スタイルも彼らのトレード・マークです。

また、メディアに登場した際になかなか喋ってくれない事でも有名で、不機嫌そうにボソボソと単語だけで返答する場面をよく目にしましたが、コレがまたクールでカッコ良かったんですよね。

ロックのダルな側面をカッコよく見せてくれたバンドでした。

デビュー直後の1983年に、曽根中生監督による映画「BLOW THE NIGHT 夜をぶっとばせ 」の、メインテーマを担当した事は意外に知られていません。

野良犬にさえなれない (1983)
Boys Jump The Midnight (1986)
Baby Don’t Worry (1989)
【MOVIE】BLOW THE NIGHT! 夜をぶっとばせ(1983)

08.聖飢魔II(せいきまつ)

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  • 1982年活動開始、1985年メジャー・デビュー、1999年解散、その後断続的に活動を継続中
  • 代表曲:蝋人形の館、EL・DO・RA・DO、WINNER!、STAINLESS NIGHT、白い奇跡、and more…

日本のお茶の間に初めてヘヴィ・メタルを届けたのは、実は彼らかもしれません。

デビュー当時は、全員白塗りで誇張されたレザー基調の衣装を纏っていた事もあり、いわゆるイロモノ・バンドとしての受け取られ方をすることも少なくありませんでした。

デビュー・アルバムがBURRN!誌上のディスク・レビュー・コーナーで「0点」という評価を受けたのも有名な話です。

しかしデビュー当時から楽曲の質、演奏技術、世界観のエンタテインメント性、などいずれも非常に高水準、高品質で、むしろ正統派のヘヴィ・メタル・サウンドを発表してきました。

見た目に反して、メンバー(構成員)全員が絡むLIVE(黒ミサ)中のMCがめっっちゃくちゃ面白いのも、定番の楽しみです。

Ratsbane (1988)
Winner! (1988)
白い奇跡 (1989)
【CM】フジカラー写ルンです(1992)

09.THE PRIVATES(ザ・プライベーツ)

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  • 1983年活動開始、1987年メジャー・デビュー、現在も活動中
  • 代表曲:きまぐれロメオ、Sherry、Lucky Man、and more…

’80年代初頭に既にデビューしていた彼らは、流行りすたりに影響されない「R&Rのど真ん中」という音楽性が実に渋い印象を与えるバンドでした。

ローリング・ストーンズやドクター・フィールグッド、といった古典的で伝統的なロックの表現を貫いている印象で、’80年代後半にロックがどんどん華やかで装飾華美な方向に向かう中でも、骨太のロックを発表していた気がします。

また86年から現在までメンバーが一切変わっていないのも特徴の一つでしょうか。

90年代以降には様々な音楽性を試したりもしていましたが、現在は大人のR&Rを発表し続けてくれています。

Lucky Man(1988)
気まぐれロメオ (1989)
Sherry (1990)
【CM】グリコ ビアプリッツ(1991)

youtubeから動画が削除されました


10.PRESENCE(プレゼンス)

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  • 1982年に結成、1989年に解散。その後、2回の単発の再結成の後、2020年に再結成、現在も活動中
  • 代表曲:Rock Me、Beat Beat、乾いた風の中で、and more…

このバンドを今回のピックアップに含めるのかは正直言って悩みました。

というのも、登場時期が’80年代初頭(まあコレはいいとして)で楽曲のイメージが、どちらかというと「ジャパニーズ・メタル」に分類される事も少なくない方向性なのです。

事実、ギター・プレイの多くは正にメタルのソレですし、ルックスも然りです。

ただ、人気の出方や活躍した時代性を鑑みて、’80年代後期バンド・ブームの一翼を担ったと判断しました。

メンバーには、後にバンド「JUDY AND MARY(ジュディマリ)」を立ち上げる恩田快人(Ba.)が在籍していましたね。

明解でテクニカル、しかし技術披露のような嫌味さのないキャッチーなハード・ロック・バンドです。

ギター・キッズはこぞってコピーしていました。

ROCK 'N ROLL (1988)
Beat Beat (1988)
She Is An American(1989)

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